ジョギングと花粉症の関係-あなたはどっち?
更新 2016年02月09日 - 常識
先日、花粉症を疑うほど毎年同じ時期に風邪をひいていたが、ジョギングで引かなくなったとお伝えしました。花粉症は治らないものと決めていたので、治ったのだから風邪だったんだろうという決めつけでした。でも、調べていくうちにジョギングやランニングで花粉症が治った人も大勢おられるようなのです。
私の場合、毎年律儀に同じ時期にひく風邪だったのか花粉症だったのかわからない状態です。もしかしたら、風邪をひかなくなった事に加えて花粉症も治ったのかもしれません。
花粉症と運動
花粉症は自律神経の興奮が原因だそうです。自律神経には交感神経と副交感神経があり、緊張すると働くのが交感神経で、リラックスしていると働くのが副交感神経です。花粉がきっかけで副交感神経が過度に興奮し、鼻・目・ノドの粘膜から鼻水・涙・痰などの分泌物が異常に分泌されるのが花粉症です。
「軽い運動」をすると交換神経が働き、副交感神経はひっこみます。症状が出にくくなります。症状がでないから、運動中は無対策。ところが、運動後リラックス状態に入ります。緊張状態の反動でよりリラックスしてしまい、後から花粉症の症状がでて大変な事になる人がいるようです。そういう方は、マスクなどの対策をしてからジョギングをすると運動は症状がでず、その後もアレルギー源がないので症状が抑えられる事になります。
ジョギングはしゃべりながら続けられる程度ですので、まさにこの軽い運動になります。
花粉症が治っちゃった人
花粉症対策をしていないのに、ジョギングを始めたら治っちゃった。生活を変えたのはジョギングだけで、他に思い当たる節がない。という方も結構いらっしゃいます。無視できない人数の方が実際に治ったと思っているようです。花粉症で苦しんでいる人に教えてあげても、そんなに簡単に治ったら苦労しない等といわれ信じてもらえないらしい。
花粉症治らない人
その一方で走っているのに治らない人も大勢おられます。対策をして走っている人や、室内ジョギングに切り替える人、子どもの時から走っているのに花粉症ですっていう方も。
大会を目指す・記録にチャレンジと言う人は、頑張らざるを得ないのでしょうが治らない人は頑張り過ぎじゃないの?と私が治ったから思います。ストイックなランニングをしている花粉症の方は、1年ほどがんばらないゆるーいジョギングしてみて様子を見られてはいかがでしょうか。走り方の変化で効果がでるかもしれません。
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