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日本人のランニングシューズについて考えてみた。(2)

    更新  2016年05月27日  - ,

前回は、足幅からランニングシューズを見てみました。今回は、足の形から考えてみたいと思います。

発端は、私の足が人差し指が一番長いギリシャ型と呼ばれるタイプであることです。日本人は、親指が一番長いエジプト型の足の方が多いそうなのですが、アシックス・ミズノとも、ランニングシューズの形は、円を描いているような印象だったのです。

親指までの長さを足のサイズとするのか、人差し指の長さを足のサイズとするのかでは、円周を描いているランニングシューズではずいぶん条件が異なるように思うのです。

気になって、他のメーカーの靴も調べてみました。

足の形について

まず、足の形についてです。指の長さの比較により、分類されています。

エジプト型
オブリーク
エジプト型 親指が一番長い
日本人の約60~80%(調べるサイトによって違う)
ギリシャ型
ラウンド
 ギリシャ型 人指し指が親指より長い
日本人はエジプト型の次に多いのがこのタイプ。
但し、若年層を中心に、ギリシャ型が急増中。交通機関の発達で歩くことが少なくなって結果、親指を使わなくなった・生活が食事・習慣の欧米化した為などの仮説。
スクエア型  スクエア型 指がほぼ同じ長さ
日本人は5%くらいがこのタイプ。
普段からよく歩いたり農作業で働いたりすると、足の指が発達し70代以上になると他の型から変化して、スクエア型が増える。

googleで、「足」の画像検索をしてみましたが、エジプト型が多く、ギリシャ型も散見されますが、スクエア型はごく少数でした。数は数えていませんが、上記の割合に違和感はなかったです。

メーカー別ランニングシューズの足型

各メーカーの公式ページを廻って、ランニングシューズの靴底の写真をもとに、比べてみようと思いました。写真の撮り方等で、同じ靴でも若干変わるので、参考程度にお願いします。

靴底の写真(左)を複製し、写真加工ソフトで靴底の色を機械的に拾いました(中央)。後で比較する為に拾った色の外周を残したのが右です。

アシックス

asics

http://www.asics.co.jp/Shop/By-product/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB/Eq/%E5%B1%8B%E5%A4%96%E7%94%A8%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA/%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA-RN-II/p/0010105147.5001

アディダス

adidashttp://shop.adidas.jp/pc/item/detail.cgi?brand_code=110&itemCd=110_M29707&itemGrcd=110_ILL68&itemDir1=14FW

ナイキ

nikehttp://store.nike.com/jp/ja_jp/pd/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%AD-%E3%82%A8%E3%82%A2-%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-2015-%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA/pid-10081580/pgid-10051768

ニューバランス

nbhttp://www.newbalance.co.jp/products/detail.jsp?M1040-EXT1

ミズノ

mizunohttp://products.mizuno.jp/c/item/U1GD142354/022001001

ランニングシューズ靴底の形を重ねてみた

メーカー別ランニングシューズの足型上記シューズを比較の為に外周線のみ残し、重ねてみたのが、一番右側の図。クリックで大きくなります。が、それでも、重なりすぎて比較が難しいように思いました。

アシックスを基準に他のメーカーの靴底の形を比較してみた

沢山の靴を重ねたのでわからなくなったのか?と思い、アシックスと主要メーカーの靴底を、1つづつ、重ねてみました。ランニングシューズ、各メーカーとの比較

アシックスとミズノのランニングシューズの形

アシックスはそう思ってみると、親指側に比重が傾いている形になっているようです。これは、エジプト型の多い日本人向きのようです。靴って爪先は丸い印象だったのですが、ちゃんと見てみると、印象って当てにならないなぁと感じました。

今回の発端となったのはつま先の形ですが、アシックスとミズノはよく似ているように思います。ミズノはつまさきはよく似ていますが、カカトが細い作りになっているようです。そして、足の外側(右足の右側、左足の左側)のラインもアシックスに良く似ています。

外国メーカーのランニングシューズの形

ニューバランスは明らかに全体に太と目。でも、このメーカーはサイズ展開を気にされていて、ワイズDなどもあるメーカー。また、アディダスもそうですが、ニューバランスの足型の角度に湾曲が少ないように見えます。左右の靴間違えてもわからない感じが。アディダスとニューバランスは良く似ている印象です。

ナイキは、靴の外側のラインは、アシックスとよく似ています。画像では土踏まずが太いですが、土踏まずの場所は踏まない場所の処理を靴底とするか側面にするかの違いなので、太めとは言い切れません。ナイキは、国産のメーカーと角度などは似ています。

外国メーカーは、つま先の形が親指側にかたよらず中央よりな円を描いているようです。エジプト型の人だと親指が窮屈になるような気が。このあたりも、従来、日本人の足には国産メーカーのランニングシューズが合いやすいといわれていた事になるのでしょう。

今、若年層の日本人の足の形が変化して来ていますので、ギリシャ型の方は外国メーカーのランニングシューズも視野に入れれば、フィットしやすいかもしれないです。いままで、全く気にしていませんでしたが、フィッティングには重要なポイントとなる気がしてきました。

個人の足型とは関係ない足型

調べていくうちに、どうやらその靴のコンセプトであり、メーカーを問わずに真っ直ぐに近いのタイプとカーブを描くタイプがあることがわかりました。

カーブラスト レーシング用
カーブが強いほど親指が内側に入っていて足本来の動きに近くスピードを出しやすい。反面、土踏まずより外側の筋肉を集中的に使い、疲れた時に靴のサポートは受けられない。走りやすく、自分の身体の使いやすい筋肉を使って走ることができる。トレーニングでは身体の筋肉をバランスよく使えないので、強い筋肉はより強く、そうでない筋肉は鍛えられずバランスが悪くなる為、避けた方が賢明。
セミカーブラスト 疲れてきた時に外側に倒れてしまう足を支えてくれる疲れにくいシューズ。練習でも試合でも使える。現在最も多く販売されている。
ストレートラスト 本来の足の形を矯正する為に、疲れにくい。入門者や脚力の無いランナーにはトレーニング効果があり、レース時にはシューズが助けてくれる為疲れずに走れるそうだが、現在ほとんど売られていないらしい。

メーカーの説明も足型について触れる時、 抽象的で他との違いや区別が分かりにくいです。

ここで、ちょっと待てよ、ワイズを気にせず、一番早く見れた靴を各メーカー代表にしてしまっていいいのだろうか?疑問がわいてきました。ワイズだけでなく、同じメーカーでも製品が異なれば足型も変わるのでは?という気もしてきました。

関連リンク

  • 足囲ガイド(ラスト対応表)|アシックス公式ページ
    http://www.asics.co.jp/shoe-width-guide
    説明を読んでもあまりわかりませんでした。スクエアタイプの図が、ラウンド型と同じにみえます。メーカーも説明に力を入れていなさそうです。

「ランニングシューズについて考えてみた。」シリーズ

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Comment

  1. より:

    こんにちは。私はシューズ屋ではないので本当かどうか分かりませんが、少ない経験値から感じた事は、ジョギング時の靴の”カーブラストが走りをサポートしてくれる=疲れにいくい”では単純では無いようです。
    ストレートラストは内転筋を鍛えてくれる。内転筋は鍛えないと筋肉がつかない。つまり鍛えると普段使わない筋肉トレーニングの為に疲れる。
    (セミ)カーブラストは腿の外側を使って走らせてくれる。腿の外側の筋肉は意識して鍛えなくても筋肉がつきやすい。みたいです。(^o^) この話はあくまでランニングシューズについての事なので、これを当てはめるとストレートラストが消滅したのはFanRunに向かないからだと想像します。やっぱり走りやすく、それでいて健康にもいいマラソンシューズ!と考えるとセミカーブラストになり、スピードを求めるとカーブラストになるのかな!?
    シャンクの補強も足裏への負担増強から疲れに繫がるようですしね。
    色んなサイトで色々書いてありますがやっぱり実践してみないと、分からないですね(笑)。

  2. テツ より:

    面白い比較ありがとうございます。
    挙げ足とるようですが、足の幅は「ワイズ」ではなく「ウイズ」がネイティブに近い発音です。
    英米のネイティブの発音からかけ離れたカナ表記を是正することにご協力ください。
    ちなみに大手シューズメーカー数社もこの意見に同意していただけました。

  3. 弁天 より:

    テツさま
    コメントありがとうございます。

    日本では昔からワイズと靴屋では呼ばれています。元の発音なんて無視の和製英語です。今ウィズに変えると、伝わる人減るような気がしますし、他のページからのワイズ規格の紹介リンク先もワイズとなっており、ウィズに変えると読者に混乱を招く恐れがあります。ウイズが市民権をえるまで、このままにさせてください。

    私の職場ではウィズ、ウィズス、ウイドスといろいろな発音がカタカナで飛び交っています。ワイズ派は一人もいませんので、近い将来ウィズが市民権を得るかもしれませんね。

  4. 通りすがり より:

    個人的に底を比較する理由はあまりなきと思います。
    メーカーごとに比較したいのであれば靴底ではなくインソールやラストで比較した方が面白い結果が出るはずです。
    靴の体積なんかでも見てみるとまた違った結果が見えてくるはずです。

    比較画像では似ているという結果を導いているようですが、今回対象にした靴でレース系に近いアディダス・ミズノは他のメーカーに比べるとカーブがきつくつま先の横幅よりも踵の方が横幅が狭くなっている印象です。
    それに比べて初心者向けのものはカーブが明らかにゆるく踵にもしっかりと面積をとっている印象です。

    結論を言ってしまうと走るスピードが速い人は踵をつかないのでクッションが必要ないという事ですね。

    何が言いたかったかというと、靴底を比較するよりも靴のラストを比較した方が分かりやすい違いが見えてくるのではと言いたかっただけです。

    昔の記事なので既にその答えには辿り着いているかも知れませんが。

    長文すみません。

  5. 通りすがり より:

    あと、靴底は生産性の意味もあってワイドタイプとスリムではそんない大差無かった気がします。
    少なくとも前後のサイズはそのように作っていてアッパーを調整してサイズを合わせていた記憶があります。

    あくまでも薄い記憶ですので参考までに。
    実際に実物を比べて見るのが一番面白いと思います。

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