心肺機能はすぐに向上するが……
更新 2014年06月01日 - 初心者
ゆっくりゆっくり向上する筋力
心肺能力は、ジョギングを定期的に始めるとすぐに向上します。1週間や10日程度でも、休まずにジョグできる距離が延びていくのが実感することができます。初日に比べて、息が上がりにくいのが実感でき、最初の設定をまったく歩かずに走れるようになるのに、そう長くは掛りません。
だけど、無理しないでください。心肺能力は簡単にアップしますが、足の筋肉はそんなに急速には向上しません。心肺能力の向上よりも筋肉の増強は時間がかかるので、息がしんどくないからとどんどん速く走ったり、急速に距離を早くに伸ばしすぎるとそれを受け止める筋力がなく、脚・腰を痛めます。
心肺機能への負荷は、すぐに回復します。息が切れても遅くても10分もあれば苦しくは無くなります。対して、筋肉は筋肉痛になったりすることは、経験があると思います。心肺機能よりも回復がはるかに遅く、何日も筋肉痛になる場合もあります。脚・腰を痛めなくても筋肉痛になるのは、あまり歓迎できません。
心肺能力に合わせず筋力に合わせて、徐々に距離を延ばしたり、スピードを上げらることをお勧めします。筋肉痛に頻繁になるようなら、もっともっと逸る気持ちを抑えてまったり、のんびり帰宅ランを行ってください。
筋力の向上には
ちなみに、筋肉を鍛えようとするなら、筋肉痛になる程度の運動をし、その後、充分に休みます。難しくいうと筋繊維の微損傷を起こしたあと、回復期に筋繊維の修復による肥大化を繰り返すわけです。筋肉痛が3日以上続く場合は、やりすぎです。ほどほどに。
痛んだ筋肉が回復するときに今より強くなる事が期待できます。但し、回復しようにも材料が無くては修復出来ずに痛んでも筋肉が痩せていきます。筋肉の材料となるたんぱく質をしっかり取ること、脂肪分はじゃましてくれますので、ご注意を。炭水化物はいいです。……、バランスのいい食事が大事です。
バランスのいい食事が大事なのは、ジョギングだけでなく食生活全般に言える事ですので、無条件にいいことだと思います。が、正直、ジョギング入門者・初心者は筋力の向上なんてわざわざ目指さなくてもいいと思います。ジョギングは初心者ではないけれども、帰宅ランは初心者ってかたは、それなりに筋力アップも目指されることと思います。そんな方には、あまり参考にならずに申し訳ありません。
ほどほどに楽しむのがいい方には筋力の向上は自然に任せるくらいで問題ないと思います。ただし、ゆっくりゆっくり負荷をあげていってください。まずは、楽しみ力の向上が第一です。
関連記事もどうぞ
-
正しいランニングシューズを選ぶ為のサイズ足形計測記(3/4)
-
走り方いろいろ2-0.着地のいろいろ
-
正しいランニングシューズを選ぶ為のサイズ足形計測記(2/4)
-
習慣になりやすい帰宅ラン
-
始めることが大事、その次は足の向き
-
走り方いろいろ1.スロージョギング
-
夏だ!夏グッズで少しでも快適に帰宅ランしよう!
-
準備が整ったら、走ろう!
-
帰宅ランのコース選定
-
靴選びは難しい。
-
正しいランニングシューズを選ぶ為のサイズ足形計測記(2/4)
-
新旧冬用ランニンググローブ
-
帰宅ラン後、すべきこと3つ
-
帰宅ランの為の初心者用ジョギングシューズ
-
ふとももの筋肉痛になってしまったら(外側)
-
冬の帰宅ラン、反射材の付け方
-
帰宅ランのメリット・デメリット
-
帰宅ランナー御用達のモバイルダウン、買い時は?
-
帰宅ラン服に着替える場所
-
夏の帰宅ランおすすめ&現状ウェア
-
正しいランニングシューズを選ぶ為のサイズ足形計測記(1/4)
-
モンベル「クロスランナーパック15」使用1年
- PREV
- アボカドベーコン丼弁当
- NEXT
- お好み焼きサンド弁当