夏だ!汗と体の関係を知って走ろう!
更新 2014年12月10日 - 夏対策
夏に帰宅ランすると、他の季節よりちょっとしんどいです。季節とうまく付き合いましょう。何故、暑いと体が消耗するのでしょう?
暑いと何故バテるの?
気温が上昇すると、汗が出ますよね。この汗は、体温調節の為に必要なことはご存じだと思います。この体温を冷却する汗を作るために、夏は体の表面に血液を普段より多く流します。この血液は突然増えるわけもなく、体の表面に多く流れる血液は普段筋肉への酸素の供給をしているものを横取りしているのです。
その結果筋肉へ酸素が廻らなくなり、より酸素を体に取り込もうと心拍数が上がります。つまり、気温が高ければ、それだけでいつもよりも体に負荷がかかっているのです。
どうすればいいの?
生活全般
つまり、結局は体を冷やせばいいのです。直射日光をさける、帽子をかぶる、タオルを濡らして首に巻く等。間違っても、体をこれ以上温めるサウナスーツなどは、おやめ下さい。脱水症状を引き起こしやすくなり場合によれば、命の危険を伴う事もあります。
ダイエット目的の方も、汗をいくらかいても無意味です。大量の発汗によって一時的に体重が減少するだけで、肝心な脂肪燃焼には何の役にもたちません。一時的に減少した体重が3%以上でしたら、脱水症状になっています。のどが渇きます、飲むと折角の体重減少分がきれいさっぱり無くなってしまいます。脂肪燃焼には関係の無い場所での体重減なのです。
ダイエットにサウナスーツでは、大量の発汗を招き脱水症状に陥りやすくなるばかりでなく、着こんだ服によって熱がこもってしまい熱中症を誘発する原因にもなり大変危険です。
帰宅ラン時
帽子・日やけどめ等で、直射日光による体へのダメージを減らします。その他、タオルを首に巻く、そのタオルを水で濡らすなども有効です。また、帰宅ランはゆっくりでもいいです。無理をしないで、夏にタイムを出そうとは考えないでください。
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