冬の帰宅ラン、反射材の付け方
更新 2014年12月21日 - 安全対策
冬になり走り始めから暗い帰宅ランになってきています。さらに寒く、もう上着は手放せなくなってきました。そこで、問題になるのが、リフレクタ。
上着は脱いだら隠れちゃう
リフレクターやライトで、自分存在をアピールするさいに、ウインドブレーカーの上着のみで対策されている方、上着はぬがないでくださいね。暑くても我慢してください。上着を脱いで腰に巻いてしまったら、周りから認知されにくくなりますので危険です。
また、腰に巻きつけたらボトムのリフレクターが隠れてしまう場合もあります。ポケットや膝上ラインにリフレクターが入っている場合は、それらが隠れないように脱いだ上着の位置に注意してください。
ライトでの対策の方は問題ありません。反射板の場合に1つの服についているだけなら、上着よりボトムについているものを選ぶようにしてください。上着は脱ぎやすい事に加えて安定した場所、つまりあまり動きの無い場所に付いていることが多いので、認知後も注意をそらせやすいようです。
付けるなら脚
帰宅ラン途中に上着は脱いでも、パンツは脱がないので機能そのものが無くなりません。反射材が脚特に末端部分に付いている場合には、反射光が動くため見つかりやすく注意を引き留めやすいという、存在をアピールするには持って来いの状況になります。また、対自転車の場合にも、上方に光は向いておらず、下を照らす事が多いため、気付いてもらいやすいです。
写真は左足のウインドブレーカーに付けた例です。右側通行をして車両側になる側の脚と言うことで、左に付けています。可能であれば、前は白か黄色、後ろは赤になるようにしています(理由等は基礎知識「反射材の色と明るさ」をご覧ください)。
人の注意力の特徴
注意力は選択しないと、働かない。能動的に気を向けないと気付かない。直近の行動に無意味なもの無関係なものは無視し、有意義なものを選択する。あれもこれもは、気が散るだけで注意をむけていないのと同じになる。
注意力は大きな刺激に働く
大きいもの・大きく動くもの・点滅するものなど目を引くものに注意が向きます。大事なものではなく、目立つものなのです。安全の為には目立ちましょう。目立つためには、その特性を利用すればいいのです。なるべく大きな反射材を付け、大きく動く場所に、付ける。点滅はライトじゃないと無理ですね。反射材も付ける場所によって、効果が違ってきますので、少し考えてから、つけましょう。
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